最近、白髪と共に私が気になるのが抜け毛です。
うちは犬がいますが、犬の毛より自分の抜け毛の方が多いのではないかと思っています。
髪が長いのでよけい目立つのでしょうが、こんなにひどいと薄毛になるのではないかと不安。
そこで女性の抜け毛の原因と対策を調べてみました。
女性にも薄毛はある
薄毛の悩みは男性のものと思いがちですが、女性にもあります。
ホルモンの違いで男性のような極端な薄毛になることはないですが、全体的にボリュームがなくなってぺっちゃんこになり、地肌が透けて見えたり。
薄毛になってしまうと、ヘアスタイルもうまく決まらないですよね。
私は、昔から髪は多い方で、ドライヤーで乾かすのも時間がかかり、まとめ髪にも苦労するし、若い頃はもっと少なくていいのにと思っていました。
だから、大抵内側の髪をすいてボリュームを減らしてもらっていました。
でも、周囲には、薄毛とまではいかないけど、若くてもかなり髪のボリュームのない人もいました。
そういう人は、私とは違う悩みを持っていたのかもしれません。
私は自分の髪が多いという思い込みがあったのでまさか抜け毛に悩む日が来ると思いもしませんでした。
でも、年を重ねるにつれ、やっぱり髪が減ってきたことに気づいたのです。
白髪が前髪に少しずつ増えて来た頃、私はそれを見つけては片っ端から抜いていました。
ある日、美容師さんに「このあたりが薄毛になっていますけど」と指摘され、白髪を抜きまくっていたことを注意されたのです。
抜きすぎて薄毛になっているなんて思いもしませんでした。
「私は髪が多いから抜いても影響ない」そういう思い込みは恐ろしいことになります。
*参考記事
そして、最近はシャンプーのたびに、排水溝にごっそりと溜まるひどい抜け毛に恐怖を感じています。
前からこんなふうだったっけ?と驚きます。
最近は髪を伸ばしているので、一本の長さがあるから多く見えるだけで、本当はそこまでないかもしれないのですが。
そう言えば、昔ほど髪をまとめるのに苦労しなくなりました。
そして、何だか分け目が目立つようにも感じます。
女性の抜け毛の原因にはすぐ改善できるものもある
抜け毛があるのは決して異常なことではないです。
髪の毛は、一定の周期で抜けながら生えて来るということを繰り返しています。
でも、その抜け毛がどんな状態であるか?というのが重要なことだそうです。
抜けて生え変わるというサイクル、毛周期は通常3~6年と言われています。
そして、毎日、髪の毛は思った以上に抜けていっています。
正常であれば、50~100本ほどの抜け毛があるそうです。
そんなものなのかと正直、私は感じました。
自分の抜け毛を数えたことはありませんが(一日量を数えるのも難しいですが)、もっと抜けている気がします。
正常なサイクルで抜けた髪の毛は健康でコシもあるそうです。
つまり、健康な状態で正常に生え変わる髪の毛は、抜け毛さえも健康毛ということなのです。
ですので、不健康な抜け毛は正常なサイクルではなく、それが増えると薄毛になってしまう可能性があるようです。
男性の場合は、頭頂部などに集中して抜け毛が発生し、それが部分的な薄毛の原因になりやすいのです。
女性の場合はそのような形ではなく、髪の一本一本がやせ細り、健康な強さが失われていくといって抜け毛が増えていくようです。
抜け毛の原因はさまざま
女性の抜け毛の原因は、全て加齢によるものというわけではないようですが、女性には更年期などホルモンバランスが大きく変化します。
女性ホルモンが減少することが抜け毛の原因というのが多いようです。
エストロゲンという女性ホルモンは、髪の成長や発達、美髪の維持に大きく関わっているのです。
ホルモンバランスの崩れは、更年期に限らず、生活習慣の乱れや強いストレスによっても影響を受けます。
そのような要因があるならそれも抜け毛の原因になります。
出産後などに一時的に抜け毛が増えるのも、ホルモンバランスの変化という同じ原因です。
エストロゲンの減少により髪の艶やコシが失われ、髪は細くなっていきます。
このような変化は30代からすでに始まっているようです。
また、肌の保湿成分も失われていくように、頭皮も乾燥して新しい髪の為の環境としてはあまりよくない状態になっていきます。
抜け毛には、食生活も直接関係してきます。
髪の毛は、私達が体内に取り入れる栄養でできていますので、栄養不足だと髪質も悪くなります。
そして脂肪分の過剰摂取も、頭皮の皮脂の詰まりの原因になります。
また、睡眠も髪の成長に関係してきます。
これは美肌を作るのと同じで、毛母細胞を活発にして頭皮のダメージを修復する時間帯というのがあり、夜更かしは良くないのです。
美肌の為には22:00~2:00までは睡眠時間にすべしと言われますが、髪も同じです。
もちろん、睡眠時間はその時間帯だけでは足りないです。
その時間帯を含めた十分な睡眠時間を取るようにしないといけないということです。
強いストレスが良くないのは、女性ホルモンだけでなく、自律神経のバランスを崩して頭皮の血流が少なくなるという影響もあるからです。
そして、頻回のパーマやカラーリングの頭皮へのダメージが原因になるのは明らかです。
白髪が増えてカラーを繰り返す年齢になると、本当に頭が痛い悩みです。
白髪をカバーしたければ抜け毛が増え、抜け毛をケアしたかったら白髪がカバーできなくなり・・・。
どうしたらよいのかと悩み、↓の選択に行きつく人もいるのです。
*参考記事
白髪染めをやめてグレイヘアに移行する時の美しい作り方はある?
抜け毛対策で薄毛を予防する!
抜け毛の原因がわかったものは、その原因への対策をすれば改善できるということになりますよね。
すぐにでも改善できるという対策は、やはり食生活です。
これなら努力すれば何とか改善できます。
まず、栄養素が偏るようなダイエットをしている場合などは、その方法はやめた方がいいということです。
そして、髪に良い栄養素を取り入れましょう。
昔は、昆布とかわかめとかの海藻類と信じていましたが、海藻を食べていたら髪がきれいになるというわけではありません。
もちろん、バランスは大事で、海藻には必要な栄養素も含まれています。
だけど、髪は蛋白質でできているので、まず良質な蛋白質は髪質改善には絶対に欠かせません。
他にも、髪の健康(というか、髪を作る頭皮の健康)の為に必要な栄養素は、ビタミンB群、C群、亜鉛、カルシウム、ヨウ素などです。
つまり、食品をバランスよく取って、健康的にどの栄養素も取り入れるということになります。
特に、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするということで知られ、薄毛対策にも多少の効果は期待できそうです。
私は、豆乳、納豆、大豆と、大豆製品大好きなのですが、これからも髪質改善のために積極的に食べようと思います。
次に、頭皮環境の改善です。
頭皮を柔らかくして血行の良い状態を保っておかなければなりません。
ヘッドスパなどを定期的に受けるのも良いですね。
私は自分でマッサージを行うようにしています。
私の頭皮環境はそれほど悪くないと美容師さんに言われ、それは多分、マッサージを地道にしているからではないかと思います。
ただ、私は今、何年かぶりに髪を伸ばしていますので、もしかしたら私の抜け毛はこの髪の重さが頭皮に負担なのかもしれません。
髪の重さというのは、実は頭皮に負担がかかりやすいです。
そして、同じ分け目で居続けることも、やはりそこに部分的に負担がかかるのです。
違和感あるかもしれませんが、分け目は時々変えることで改善できます。
そして、いつも結んでいる場合、引っ張っている生え際などに負担がかかります。
結んだ髪は時々ほどいた方が頭皮への負担が改善できます。
私は、分け目も髪を結ぶことも思い当たりますので、対策していこうと思いますが、改善できなかったら、長さは諦めるしかないですね。
そして、睡眠時間です。
ゴールデンタイムに寝ることができない人もいるかと思いますが、睡眠時間だけは確保しましょう。
身体の健康のためにも、最低でも6時間以上は睡眠が必要なのです。
カラーリングやパーマは、白髪対策で仕方ないのでなかなか改善が難しいかもしれません。
しかし、頻度を落すというのはダメージ対策には有効です。
少しでも白髪が出て来たら嫌!と思ったら、それを一時的に隠すという方法で対策できるとは思います。
今は↓のような白髪用ファンデーションがあり、メイク感覚で便利かもしれませんね。
シャンプー剤はいきなり頭に原液を乗せたりしないようにしましょう。
シャンプー前の予備洗いをお湯でしっかりすることが大事で、これは私もしています。
濡らすだけでなく、お湯洗いをきちんと行うのです。
そうすることで汚れや皮脂が浮いてきますので、シャンプーで簡単に汚れを落とせるようになり頭皮や髪への負担が減ります。
決して、ゴシゴシと摩擦したり爪で傷つけたりしないように、優しくシャンプーしてすすぎはしっかりと行いましょう!
また、育毛剤を試してみるのもよいかもしれませんね。
↓こちらの「マイナチュレ」は無添加育毛剤で、雑誌にも掲載され評価も高そうです。
お試し価格になっているようですので気軽に試せますよ(^-^)
まとめ
薄毛には、遺伝的要素も関係していると言われます。
そういう場合は、なかなか対策も難しいかもしれませんが、遺伝が全てではありません。
あくまでもその要因に他の要因が重なることが薄毛の原因になるのです。
ですので、抜け毛対策は無駄なことではないと思います。
生活習慣を見直していけば、ひどい抜け毛も改善の方向に持っていけるのではないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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