グレイヘアという言葉もずいぶん浸透してきた印象の今日この頃です。
グレイヘアの選択は、年を取って白髪が増え、頻繁にカラーリングしたくないということから始まったと思いますが、芸能人にもグレイヘアの素敵な人がいることでトレンドの1つになりました。
それでもやはり否定派はいます。
私の友人にも「老ける」「日本人には似合わない」という反対派がいます。
今回は、グレイヘア否定論を書いてみたいと思います。
グレイヘアをみんな本当に素敵と思っている?
グレイヘアは確かに流行しているようです。
自分がグレイヘアの記事を書いているからかもしれませんが、よくこのワードを見かけるようになりました。
グレイヘアという響きもお洒落な感じで素敵ですよね。
そして、やはり芸能人の美しい人がそのイメージモデルである影響は大きいでしょう。
「グレイヘアの選択をした女性」としてメディアに取り上げられていたフリーアナウンサーの近藤サトさん、彼女なんかはグレイヘアであろうがなかろうが美しいです。
和服をお召しになってテレビに出演されていますが、美人は何を着てもどんなヘアスタイルでも映えます。
この方は震災の時に、非常時には白髪染めなどにこだわっていられないのだということを痛感してカラーリングを一切やめたとのことでした。
このエピソードも込みで、彼女のグレイヘアは凛とした主張を持つ素敵なスタイルに見えます。
でも近藤サトさんはまだ50歳くらい。
美しいけど、年齢を考えると老けているように思います。
だからやっぱりグレイヘアは老ける、という意見もあるのです。
グレイヘアが似合うのは何歳から?
グレイヘアは、単に放置していたら白髪になった、という状態とは区別して考えないといけません。
放置すれば白髪頭になるにはなりますが、トレンドになっているグレイヘアは、ナチュラルでありながらも手入れの行き届いた美しいスタイルのことです。
「でもどんなに手入れしても白髪は白髪じゃないか」と、私の50代の友人は言います。
きちんとカラーリングした方がはるかにきれいなのは間違いないと。
あまりにも若くしてグレイヘアにしてしまうと、老けるのは事実かもしれません。
彼女は、自身の体験をこう語りました。
40代の時に、久しぶりに昔の知り合いと再会したら、その人が白髪頭になっていた。
「どんな苦労があったのだろう」と気の毒になり、髪のことに触れることはできなかった。
一般的に、白髪=苦労のイメージがあるのも確かだと思います。
こういうのは主観ですので、同じ対象であっても感じ方はそれぞれ大きく違うのが当然です。
この友人が言うには、60代後半~70代の女性がグレイヘアだったら違和感はないと思うとのことでした。
年齢相応で自然なものに見えるし、近藤サトさんのような佇まいをしていればたしかに美しく見えると言います。
つまりあの雰囲気は、60~70代の美しい女性のものだと言うのです。
グレイヘアは日本人には似合わないのか
そもそも、グレイヘアが流行し始めたのは、パリマダムを特集した本がきっかけでした。
↓この本ですね
外国人の立体感のある華やかな顏立ちは、どんなヘアカラーでも負けないし、あか抜けてお洒落に見えます。
髪の色も、元々がバリエーション豊かなので違和感もありません。
では、日本人は似合わないのでしょうか?
私は、日本人にグレイヘアが似合わないということはないと思います。
日本人も、グレイヘアは決して不自然な髪色ではないので。
ただ、年齢が若い方がグレイヘアにするなら、日本人らしい地味めな顏立ちだと老けるというのは本当かもしれません。
それでもグレイヘアを選択する?
私はグレイヘアを選択せず、今もヘアカラーしながらロングヘアで頑張っていますが、正直なところ手がかかります。
ショートとまではいかなくとも、シャンプーやドライヤーに時間がかからない長さにして、カラーもしなくてすむならしたくない・・・が本音です。
だからグレイヘアが簡単、とは思ってないのです。
白髪混じりの髪って、本当に汚く見えてしまいませんか?
それをいかに美しくて艶のある状態に保ち、老けることのないようにヘアスタイルやファッションに気を遣い、人に不愉快な印象を与えないか、と考えると、とても手抜きはできないですね。
久しぶりに再会した人に、心の中で「苦労して気の毒」など思われると悲しいですよね。
グレイヘアとヘアカラー、どちらが良いのかと考え、私自身はもう少しカラーリングしながら白髪をカバーする方を選びました。
まとめ
グレイヘアにする前に、自身の年齢や似合うかどうかもよく考えてみるのがよいですね。
私の友人の個人的な意見に違いないのですが、老けるというのは客観的に当たっているとは思います。
そして、美しいグレイヘアは手間がかかるということも。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント