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坂口憲二の病気は「特発性大腿骨頭壊死症」美空ひばりの難病と同じ

社会・メディア
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俳優の坂口憲二さんが無期限で活動休止する旨を発表されました。

最近、あまり見かけないとは思っていたのですが、闘病されていたのですね。

その病気は「特発性大腿骨頭壊死」という難病であることも公表されています。

それはかつて美空ひばりさんがかかっていた病気と同じ病名です。

それがどのような病気なのかについてまとめてみたいと思います。

 

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坂口憲二さんの経歴

坂口憲二さんは1975年11月8日生まれで2018年4月現在、42歳です。

出身地は東京都世田谷区

所属事務所はケイダッシュ

父親は元世界王者のプロレスラーで柔道家の坂口征二氏、兄は格闘家の坂口征夫氏

坂口憲二さん本人も柔道2段であり、185㎝の長身で筋肉質のスポーツマン、サーフィンが得意であることもよく知られています。

2014年に一般女性と結婚され、2番目の子供さんが2016年5月に生まれ、坂口憲二さんは2児の父親です。

1999年からこれまで、ドラマや映画で数多くの作品に出演され、また、CMやスポーツ系の特番など、本当にメディア露出の多い俳優さんです。

個人的に印象深いのは、やはりテレビドラマのシリーズ「医龍」ですね。

このドラマは私に限らずファンが多かったと思うので、坂口憲二さんと言えばこの心臓外科医をイメージする人も多いと思います。

2006年に始まり、シリーズ最後のPART-4は2014年に放送されています。

 

坂口憲二さんの病気の経過

2012年8月「十三人の刺客」という初舞台の期間中、坂口さんは初めて右股関節の痛みを訴え、それでも痛み止めで症状を抑えていたようです。

 

診察を受けたのは2014年。

痛みは慢性的になり、松葉づえが必要なほど重症だったそうです。

そして精密検査などで病名が発覚したのは翌年2015年。

坂口さんは同年の3月に手術による治療もされています。

 

現在は半年1回の通院でリハビリをおこなっているようで、日常生活での歩行は可能のようですが、やはり痛みはあるようですね。

 

走ることなどは控えているようで、今後もいつ悪化するかわからずこの仕事を続けていくことは困難というのが、今回の芸能活動無期限休止の決心に繋がったとのこと。

 

坂口憲二さんほどの俳優さんになれば、いくらでも、俳優としての仕事の方法もあったのではないかと思うのですが、坂口さんは、体を張って仕事ができないというのが自分で許せなかったようです。

 

そして2018年3月31日、所属事務所ケイダッシュを通じ、特発性大腿骨頭壊死症という病名により芸能活動無期限休止ということを発表するに至りました。

事務所も5月末で退社することが決まっているそうですので、実質、一旦引退と言ってもいいような形なのかもしれませんが、事務所側としては、復帰の意思があればまた受け入れるとコメントを出しています。

以下、坂口憲二さんが報告として報道に送ったFAXの文面です。

『ご報告』

私は、この度、芸能活動を休止するとともに長きにわたりお世話になっていました所属事務所も退社することといたしました。

一部報道にあったとおり、約3年前から体調を崩しており、このままでは仕事関係者の皆様にもご迷惑をお掛けすることになり、これ以上仕事を続けていくことはできないと判断しました。

私の病気は特発性大腿骨頭壊死症という病名です。手術を受け、約3年間で症状は以前より軽減されましたが、いつまた悪くなるかわからない状態でいざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難だと考え、この度の結論に至りました。

しばらくは治療に専念して、しっかり体調を戻してから、自分のできることをやっていきたいと思います。それが表現の世界なのか、また全く違った世界なのかは、今現在はわかりません…

自分のような人間がここまでやってこられたのも、業界の皆様、事務所の皆様、家族のみんな、そしてどんな状況でも応援してくれたファンの皆様だと思っています。

皆様には感謝しかありません。

本当にありがとうございました

坂口憲二

 

特発性大腿骨頭壊死症とはこんな病気

大腿骨骨頭(付け根の部分です)の一部に血流がうまくいかなくなり、その結果、骨の組織が死んでしまう(骨壊死)状態になる病気です。

骨壊死が起こってすぐに痛みがあるわけではなく、壊死してしまった部分が体を支えられずに潰れてしまうことで痛みが出て来ます。

 

坂口憲二さんは、2012年に初めて痛みを感じたようですので、骨壊死はその前からすでに起きていたと考えられますね。

痛みが出るまでには、数か月~数年のブランクを生じるようです。

 

原因は明確にはなっていませんが、大量の飲酒やステロイド剤の長期使用などもこの病気の因子の一つになります。

30代~50代で多く発生し、男女比は1.8:1でわずかに男性の方が多いです。

 

特発性大腿骨頭壊死症は、厚生労働省が指定する特定疾患(難病)の1つです。

専門医を通じて国に申請手続きをおこなえば、医療費補助の対象になります。

 

治療としては、基本的には安静で、進行が考えられる場合は手術を行います。

手術の方法も様々で、最終的には関節部分を人工関節に置き換えるという手術もするようですが、潰れてしまった範囲も小さく、患者さんが若ければ、関節をできる限り残す方法での手術が選択されます。

坂口憲二さんは若いので、もし早期であったならそのような手術をされたのではないかと予測されます。

 

大腿骨頭壊死症は、かつて美空ひばりさんが闘病していたことでその病名が有名になりました。

美空ひばりさんは、歩行も不可能な状態であったにもかかわらずステージに長時間立ったということが、今も伝説のように語り継がれていますが・・・。

そんな無茶を本当はしてはいけない病気です。

 

その後、美空ひばりさんは亡くなっていますので、大腿骨頭壊死症が関係あるかのように思っている人もいるようなのですが、命に関わる病気ではないと、整形外科の先生も仰っています。

坂口憲二さんの病状が安定し、またいつかその姿を観られる日が来ることを祈ります。

 

まとめ

坂口憲二さん、とてもイケメンで爽やかな方で、これから幅広い活躍が期待される俳優さんの1人でしたので、無期限休止は本当に残念です。

でも、体が資本ですからね。

幼い子供さんの為にも、まずはご自身のお体を大事にすることが第一と思います。

ゆっくりと療養して、またお元気な姿を見せて欲しいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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