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退職時に人員不足で有給を消化できないのは看護師あるある?

看護師
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最近は、有給休暇も計画的に取らせる職場が多くなり、退職時にたくさん残っていることも少なくなったかもしれません。

なのに看護師の職場は常に人員不足、依然としてなかなか有給を消化できない職場なのは変わりありません。

労働条件が厳しいから退職者も出て、また人員不足。

退職時には有給全部消化!と思っていたら、それが叶わないというようなこともあります。

有給消化できないと言われたらどうしたらよいのでしょうか?

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退職が決定!有給休暇の残りを取得申請しよう

退職の意向を上司に伝え、退職願を出し、話がまとまったら有給休暇の残りを取得申請しましょう!

有給休暇の残りが何日あるのかは、退職手続きの前に確認しておいて下さいね。

そして、上司にも、具体的に何日あるということといつから消化するということを伝えて下さい。

*参考記事

退職を止められる・もめるのも嫌 穏便に辞める方法はある?

退職を申し出たいのに切り出せない時の上手な切り出し方

有給休暇は、労働者の権利です。

ただ、退職の手続きをスムーズに進めるためにも、職場に支障なく取得できるように計画しておくのが無難です。

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有給休暇を全部消化できない?

通常、退職が決定している人が有給を消化したいと申し出て、消化できないということはないと思います。

看護師の職場は、常に人員ギリギリで、普段は有給を取りたくても取れないということはありますが。

本当に人がいないので、できるだけ休ませたくないという管理者の立場もわからなくはないです。

でも有給希望のところに、その月の公休を動かして当て、意地でも有給消化させないなんて・・。

病気なのに、公休前倒ししたせいでその後ずっと休みなし!厳しい勤務表になったせいでまた体調崩す。

看護師の職場はそんなことも平気でしますので、これでは安心して働けないですよね。

ただ最近は、看護師の職場で有給消化率の高さを謳っているところもあり、本人が望む望まないに関係なく、毎月有給消化させられる所もあるようです。

有給は、基本的に労働者の権利で労働者の都合で申し出る休暇ですが、消化できないよりいいと考えて、自動的に付与されるのをみなさん受け入れているようです。

私も、以前、福利厚生が比較的整っている病院で勤務した時、希望もしないのに有給が勤務表によく付いていました。

普段からそうやって消化させていると、退職時もそこまで多くは残っていないですよね。

しかしそんな職場ばかりではなく、いつのまにか有給が溜まっていたという人は多いです。(加算は全てではないので上限がありますが)

そういう場合は、退職時には当然残っている有給を全て消化するはずです。

ところが、全部は消化させられない、そう言われて諦めてしまう人もいるのです。

「あなたが辞めるだけでも忙しいのだから」

こんな言い方をされたら申し訳なく思うかもしれませんが、正式な手続きを踏んで退職するのでしたら遠慮はいらないのですよ。

こんな嫌味は無視です。

信じられないことですが、こんなことを言って残った有給を消化させない職場もあり、それをおとなしく受け入れて諦める人もいるのです。

もしあなたも同じような立場にあるとしたら、これと穏便な退職は別問題ですので、是非、残りの有給を消化できる方向で話を進めましょう。

ちなみに、昔は横行していた「有給休暇の買い取り」は、今は違法です。

有給休暇は、休みを与えるものであり、お金に換えてはいけないことになっています。

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退職願を提出する時は日付に注意!

ただ、気を付けたいのは、有給休暇はあくまでも退職日までの間に取得するもので、退職日を過ぎてからは消化できません。

当たり前と言えば当たり前のことですが、落とし穴でもあります。

有給消化している間は、職場に在職中ということになります。

例えば、有給の残りが10日あったとして、今月20日まで働いてその先は有給消化と考えていたら、有給消化終了する日が退職日になりますので、間違えないようにしましょう。

また、在職中は公休も発生しますので、それと有給を合わせたら、休みに入るのはもう少し前倒しになる可能性があります。

あるいは、前半で公休を多く使うということになります。

どちらにしても、自分が思っているより勤務日が少なくなります。

もし今月末まで勤務して、来月10日まで有給消化して退職するとしても、来月になれば10日までの間の公休も発生します。

そういうことも考えて、退職日をどこにするのかを決めましょう。

今月終わりまでのつもりで、20日まで仕事をしようという予定を立てていたら、有給が入りきれなくて全部消化できないなんてことになってしまいます。

看護師の引継ぎというのは、日常業務の中で日数を要するものはあまりないとは思いますが、仕事をこの日までと決めた場合、有給と公休を入れるとどうなるかということを考えておいて下さい。

実は、これで失敗して退職日までに有給が入りきれなかった人を私は知っています。

その場合、一度決めた退職日を延ばして有給消化することはできないので、入りきれなかった有給は諦めて去るしかなくなります。

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まとめ

なかなか有給が消化できないというのは、看護師の勤務の中ではあるあるかもしれませんが、退職時となると話は別です。

退職の時は、計画的に有給を消化できるように考えて退職の日を決めましょう。

有給消化できないというのはあり得ません。

ただ、もめることなくスムーズに退職したいですよね。

有給消化するにあたって、人員の都合上分けて取得などの職場の方からの提案もあるようなら、歩み寄りも必要かもしれません。

いずれにしても、退職についてはきちんと思いを伝え、話し合いをすることは大事なことです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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