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マライア・キャリーの双極性障害は躁うつ病・泰葉も同じ

2018/11/26
 
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こんにちは。ゆきのです。

マライア・キャリーが、自分は長年双極性障害を患っていたということがトップニュースになっていました。

双極性障害は、躁うつ病のことですが、自分でインタビュー時にそのように告白したのだそうです。

マライアは太ったり痩せたりも激しかったですが、あの不安定さはやはり病気だったのですね。

日本では、泰葉さんが同じ病気をご自身でずいぶん前に告白されました。

今回は、双極性障害のことについての話なので、興味ある方はお付き合い下さいね(^-^)

 

マライア・キャリーが双極性障害での闘病を告白

マライア・キャリーという名前はファンでなくてもわかるというくらい有名な方ですね。

私も特別に彼女に詳しくないですが、歌はわかります。

ここでは病気についての話がメインで彼女のことは省略しますので、マライア・キャリーを詳しく知りたい方は他のところで情報をご覧になってみて下さい(^-^)

基本情報だけ書き出してみると

 

1970年3月27日生まれで2018年現在48歳

アメリカ生まれで、1990年に歌手デビューし、まもなくブレイクしています。

その後、シンガーのみにとどまらず、女優や映画監督、プロデューサーなど多方面で才能を発揮しています。

また海外のセレブは大抵チャリティ活動をされていますが、マライアも恵まれない子供を対象にした社会奉仕活動を率先して熱心に行っていることでも有名です。

長年の芸能活動の中では浮き沈みも当然あり、また私生活でも離婚、再婚、双子を出産など様々なことがありました。

太ったり痩せたりと体型の変化も激しく、たびたびメディアの話題になったりしています。

 

マライアが体調を崩したのは、2001年のこと。

緊急入院されて話題になったそうですが、正直言って私の記憶にはないです。

そしてどうやらこの時に双極性2型障害という診断がついているようですね。

そして、今になって、米ピープル誌のインタビューでそれを告白したということです。

マライアは、この時のことについて「信じたくなかった。否定し続けていた」「誰かに暴かれるかもしれないという恐れで孤独だった。心理的に負担だった」と話したそうです。

重度の不眠症と思い込んでいたようで、本当に寝ないで動いていたのでしょう。

ブレイクして多忙だったという時期でもあったのでしょうが、躁状態にある時は寝なくても活動ができるという精神状態にあります。

 

しかし、体はそうはいかないですからね。

本人の自覚とは裏腹で、当たり前にとても疲労してしまうのです。

2016年に公私ともに辛いことが重なってようやく精神科の治療に繋がったようです。

現在はカウンセリングと共に薬を使って病状をコントロールし、バランスが取れるようになったようですね。

 

双極性障害は躁うつ病のこと

双極性障害は、気分障害の症状のある精神疾患のことで、躁うつ病という言い方の方に馴染みがあるかもしれません。

活動的になり抑制ができなくなる躁状態と気分が沈み込むうつ状態を繰り返す病気のことです。

 

双極性障害には1型と2型がある

双極性障害は、厳密には1型と2型があります。

マライアの場合は2型ということですが、何が違うかというと、躁状態の時のレベルが違うということなのですね。

 

私は、双極性障害の患者さんには接しましたが、その人がⅠ型なのか2型なのかは?です。

おそらくそのような細かい診断ではなかったように記憶しています。

なので、1と2の違いと聞いてもあまりよくわからないのですが、2型の方が躁状態も軽いということですので、マライアの場合はそれほど極端な躁状態ではなかったと言えると思います。

 

専門的な分類によれば、双極2型障害の躁状態は、いわゆる「軽躁」という状態で少なくとも4日間の継続、そして抑うつ状態が2週間の継続という症状から診断されるようです。

慢性化しやすく、どちらかというと抑うつですごす期間の方が長いと言われています。

珍しい病気ではなく、双極性2型の発病の平均年齢は21.2歳と比較的若く、100人に1人がかかる病気とのこと。

ちなみに、精神疾患で代表的とも言える統合失調症も100人に1人と言われますので、学校や職場などの中にこのような病気を持っている人が1人はいてもおかしくないという話になります。

原因は不明ですが、脳機能の異常があると考えられ、遺伝や環境、ストレスなどの複数の要因が重なることで発病に繋がるようです。

精神疾患も、他の病気と同様にいくつかの要因が絡んで発病することが多く、素因があっても一生発病しないということもおおいにあるのです。

 

周囲も対応困難になる躁・本人が苦しいうつ

双極性障害の躁状態では、本人はエネルギーに満ち溢れていて問題を感じていません。

気分が高揚してテンションが高い状態であり、眠らなくても動き続けるようなパワフルな状態です。

「元気な人」だけならまだよいですが、興奮しやすく、多弁で、突拍子もない行動を取ることがあるので、周囲はそれに振り回されるのです。

衝動的で、思いつくことをすぐに行動に移し、高額な買い物をするとか投資をするとかして、普段からそういう性格の人もいることはいますが、躁状態の場合は集中力にも欠けます。

また、攻撃的で怒りっぽくなります。

 

精神科に入院していた患者さんですが、延々とナースステーションの前でクレームをつけイライラして怒るのですが、比較的、理路整然としているので本当に大変でした。

その人は躁状態になって夜に遠く離れた警察署に何か文句をつけに行き、家人が迎えに行ってそのまま入院になりました。

しかし普段からそういう性格ということではなく、病状であり本人には止められません。

自覚ないままに体力も消耗するので、保護する必要があります。

それに誰彼構わず思い立ったら夜中であっても連絡したりするので、周りは迷惑し、病状が治まった時の関係にも影響してしまうかもしれません。

ただ、マライア・キャリーの場合は2型で軽躁のようですので、それほど異常さは目立たなかったかもしれないですが。

 

気分障害の波が抑うつ状態にある時の方が本人はきついはずです。

この病気をベースにアルコール依存症や不安障害、摂食障害(過食)などの合併も多く見られます。

マライア・キャリーも過食が著明にわかる状態でしたが、病気から来る不安定さの影響だと思います。

 

躁とうつの間ではその人らしく回復することが多いのですが、それがないままに行ったり来たりすることもあります。

女性で双極性2型の場合は、ラピッドサイクラーと言って、この行ったり来たりのサイクルが急速に起こるパターンがあるようです。

気分の変動が激しく、それをコントロールできない状態ではかなりきついと思います。

 

日本人では泰葉も同じ病気

シンガーソングライターで、落語家の家で育ち、春風亭小朝の元妻だった泰葉さん、時々メディアに出てきては突飛な発言が目立ち、お騒がせタレントのようなイメージになってしまった方ですが、実はこの人も双極性障害があったということを告白しています。

病気がわかったのも数年前のことのようですが、もっと早くに対処していたら、この人ももう少しコントロールできていて、トラブルも少なかったかもしれませんね。

 

躁状態では自覚はありませんので、言いたい放題やりたい放題の抑制がきかないですが、うつ状態になると自責の念で苦しく、泰葉さんもそういう形で医療機関に繋がったようです。

双極性障害で病院に繋がるのは、だいたいそっちのタイミングになるでしょう。

カウンセリングだけで抑えられる病状ではないので、何らかの薬の治療をされていると思います。

 

まとめ

双極性障害であることを身近な人に理解してもらうことで、本人は楽になると思います。

普段のその人の性格をわかっている人から、少し様子が違うとか病状が悪くなったということを気づいてもらえれば、それに対処することができるので、病状のせいで周囲との人間関係が崩れてしまうということも防ぐことができますしね。

芸能人であれば多少変わった人という印象や気まぐれな人に見えても、才能があれば許される部分もあるかもしれませんが、病気のせいで人間性が誤解されてしまうのはやはり不幸です。

精神科の病気は本人には病識が持てないことも多いので、周りの理解次第かもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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